突発性難聴になった話
産後初めてのライブに行った際に突発性難聴になりました。その後もう1回発症。
少しでも何かの参考や未然に防げる為になればと思い記事にしました。
私は現在ライブやコンサートに行くときはライブ用の耳栓を使用しています。
産後初ライブで突発性難聴が発症
産後初めてライブに行った際に発症しました。
ただこの時私は「突発性難聴」になったと思っていませんでした。
恥ずかしながらそんな症状があると知らなかったのです。
産後8ヶ月ほどの時期に、体調もおおよそ回復したと自負しており、子どもを預けてライブに行きました。
ロックミュージシャンのライブだったので音の大きさでいうと通常のコンサートよりは大きかったかもしれませんが、小さなライブハウスではなく市民会館レベルの大きなホールでした。
なのでスピーカーの横になることもなく、2階席での鑑賞でした。
ライブ序盤に突然、耳が詰まったような、ミュージシャンの人の歌声が遠くに聞こえる感覚になりました。
ライブの後外に出ると耳鳴りがするのはいつものことだったのでその類いの症状だと思いライブを楽しもうと思いましたが、どうも耳が詰まった感じが強く気分が悪いような気がしました。
座り込むほどでもなかったので最後までライブを鑑賞して外に出ると少しふらついていました。
耳鳴りや詰まった感じも続いていましたが数時間、翌日には治ると思っていました。
その時は自分が難聴になった自覚がなく、いつもより耳の治りが遅いな・・・と思っていたら自然と数日で治りました
後から考えると運がよかったです。
産後2度目のライブ ライブ用耳栓購入して参戦
自分が突発性難聴(または騒音性難聴?)になった自覚がないまま産後2度目のライブのチケットを取っていました。
1度目の発症から約1年が経っていました。
ライブが近づいたある日ふと、前回のライブでの耳の詰まり、気分も少し悪くなったしまた起こったら嫌だな。と思い出しました。
そこで「ライブ 音 耳」などのキーワードでググってみたところ、ライブの音による「騒音性難聴」「突発性難聴」というキーワードが。
さらに女性の方が発症しやすい、精神的ストレス、肉体的疲労、睡眠不足だと発症しやすいがはっきりとした原因は未だ不明な部分が多い。などの記載が。
複合的な要素が重なったときに発症するようですが、ググったことにより納得しました。
1年前のライブでの耳詰まり・・・産後で育児中。寝不足で肉体も疲労していました。たまたま自然に治ったけど難聴になりかけていたんだ・・・怖っ。
そこでネットで調べた情報を元に「ライブ用耳栓」を購入。
今回は小さめのライブハウスでしたので、またなったらちょっと怖いな・・・耳栓あるし大丈夫かな・・・でもライブ楽しみたいし・・・と思いライブに行くことにしました。
幸い耳栓をして参戦した結果、耳に異常が無いまま最後まで終えることが出来ました。
そんなに恐る恐るライブに行くなよ・・・って感じですが、ストレス発散にもなるし好きなアーティストのライブ行きたいですよね???涙
産後3度目のライブで2度目の発症(重症)
前回のライブからさらに1年が経過。またライブのチケットを取りました。
今回はまた市民会館レベルの大きなホールでのロックコンサート。
前回大丈夫だったし1度目の発症も自然と治ったので難聴だったかよくわからないレベル。
このとき私は少し安心して気が緩んでいました。
産後しばらく経っているし体力も回復。睡眠もとれていて元気。
子どもを祖母に預けたりしてバタバタ準備をしていて、あろう事か耳栓を忘れました。
ライブ会場に着く直前に気がつきましたが、まいっか・・・大丈夫だろうと判断してライブに参戦。
はい、ライブ開始中盤で左の耳が詰まった感覚に。
片方詰まっちゃった・・・やばい・・・。と思いましたがそのまま最後まで鑑賞。
会場を出るとふらつきがあり、耳鳴り、左耳が詰まった間隔がありました。
「難聴」という知識がすでにあったためやばいなと思いましたが、重傷度が分からないためしばらくしたら治るか・・・と思っていました。
しかしちょうど子どもを耳鼻科に連れて行きたかったので翌日仕事の前に一緒に耳鼻科を受診することにしました。
まぁついでだし大丈夫だろうけど心配だし一応受診しようか・・・診察料もったいないかな・・・?くらいの気持ちでした。
翌日受診してびっくりします。
ライブの翌日 耳鼻科を受診
朝から普通に準備をして子どもと耳鼻科へ。
先生に症状を伝え、聴力の検査。
「紹介状書きますのですぐ大きな病院に行って下さい」
「えっっ?」
「早く治療をしないと聴力戻らないですよ」
耳鳴りは相変わらず止まず、聴力検査の結果高い音がほとんど聞こえていませんでした。
「治療ってどんな・・・」
「最悪入院ですね」
えぇーーー
とりあえずその後大学病院へ。検査の結果やはり突発性難聴だとのこと。
治療は5日間の入院か通院でのステロイド剤点滴でした。
入院の場合は多い量のステロイドで治療するため通院よりは効果が期待できるとのこと。
通院はステロイドの量が少し少なめだが毎日1時間ほどの点滴と服薬で後は日常生活が出来る。
医師もまぁ入院したからって治るって保証もないですけど少し効果は出るのが期待できるけど通院でももちろん効果はありますし・・・仕事や家庭もあるでしょうし、いい方選んで下さいとのこと。
悩みまくって結局「通院」にしました。
そこから服薬と毎朝の点滴通院が始まりました。
通院が終わる頃、耳鳴りはだいぶ良くなり、聴力も元通りとまではいきませんがほとんど回復しました。
しかし毎日の通院、聞こえない不便さや耳鳴り、治るか分からない不安。メンタルがかなり弱りました。
幸い治療を終え聴力は元の通りとはいきませんがほとんど回復しました。
耳鳴りがしばらく残りましたが1ヶ月が経つ頃には耳鳴りもほぼ聞こえなくなりました。
聴力が低下して困ったこと
左耳の聴力が低下して困ったこと
・人との会話が聞き取りづらい。
話しかけられていることは分かるのですが会話の内容が聞き取れず、なんて言いました?状態。特に仕事中は何度も聞き直してばかりで申し訳ない気分で耳の遠いおばあちゃんになった気分でした。
・耳鳴りでストレス。頭痛
職場が電話が常に鳴っているような職場でしたので受信音が耳に響いてたまりませんでした。
耳鳴りがひどすぎて仕事も全く集中できず。常にキーーン。
これが治らなかったら辛い・・・と思いました。
子どもの高い声も響いてつらかったです。
とにかくライブ用耳栓を買って!!
この病気、いつどんなタイミングや状況が重なって発症するか分かりません。
疲労や睡眠不足等々。原因がはっきりしていない病気なので予防して少しでも発症しないようにする1つの手段が「耳栓」です。
確実に防げるわけではないですが、難聴になる可能性を少しでも減らせます。
私のようになる方が1人でも減りますように・・・。
私が使用している耳栓です
CRESCENDO 耳栓 ライブ用 イヤープロテクター Music 新品価格 |
なぜかAmazonのほうが安いなぁ…
これをして参加したライブでは今のところ耳の調子は悪くなっていません。
皆さんも体調を整え、耳も保護してライブ楽しんで下さい!
コメント